食べられる食材はすべてタンパク質が含まれています
たんぱく質というとプロテインやお肉、魚に含まれる量が多いので、タンパク質を摂るにはお肉を食べないといけないと思いがちですが、タンパク質は動物だけでなく植物など全ての生物はたんぱく質でできています。
もちろん、ご飯などの主食にも含まれています。植物由来の野菜などの食材も含有量は少ないですが含まれています。大豆には多く含まれているので納豆や豆腐でも摂れます。お肉や魚が食べられない場合は、納豆や卵を一緒に食べるのがおすすめです。
大谷翔平が生まれたのは肉食が当たり前になったから?
余談ですが、先日、堀江さんと藤田さんのビジネスジャッジに出演した時に堀江さんが仰っておられたのですが、日本で肉食が一般的になりだしたのは戦後1950年代以降だそうです。その後、ここ20〜30年で低価格で買えるようになり、毎食食べている人も珍しくない食材にまで定着した結果、日本人の体型が変わってきたのではないかという話でした。
確かに言われてみると、自分たちが子どもだった頃は、今よりもお肉は高級品で毎食は食べていなかったように思いますが、今では、朝は食べないにしても、昼夜で必ず1回は食べるようになったように思います。大谷選手に限らず、最近日本人でも大きな人が増えてきたのは、肉食が一般的になってきたからというのは、たしかにそうかも知れないととても腑に落ちるお話でした。
肉食が絶対とは言いませんが、日本の和食こそが健康食というように思いがちでしたが、カラダを作るという意味では肉食の方が良いのかもしれないですね。
また、こちらも余談ですが、2030年には世界の人口が増えて食肉が足りなくなるということが言われています。肉食によって身体が大きくなるのだとしたら、場合によっては今後、世界的にもたんぱく質の摂取量が減って、人間の体が小さくなるかもしれないですね。
食材のタンパク質量
各g数は、1人前程度の量としています。肉に関しては部位によってタンパク質量が代わるので、おおよその値で記載しています。また、肉に関しては、脂身つきについては脂質も多く含まれているので、食べすぎには注意しましょう。
主食 | ご飯150g(茶碗一杯) | 3.5g |
食パン50g(8枚切りの1枚) | 4.5g | |
パスタ100g(乾麺) | 13g | |
中華麺100g(茹でる前) | 9g | |
そば100g | 10g | |
うどん100g | 6g | |
おかず | 卵50g(1個) | 6.2g |
納豆50g(1パック) | 8g | |
豆腐150g(1/2パック) | 8g | |
味噌汁12g(1杯) | 1.5g | |
キャベツ千切り100g | 1.3g | |
魚 | さんま150g(1匹) | 24g |
鮭70g(切り身) | 18g | |
肉 | 鶏肉100g | 20g |
豚肉100g(脂身つき) | 20g | |
豚肉100g(赤身) | 20g | |
牛肉100g(脂身つき) | 20g | |
牛肉100g(赤身) | 20g |
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より算出