カレーといえば、脂質と糖質の爆弾というのは有名なお話ですが(#私が捏造しています)、本場のことはわからないのでなんとも言えませんが、これは基本的には日本のカレーのことを言ってます。いわゆる欧風カレーのことですね。
なぜ欧風カレーが脂質と糖質の爆弾かというと、一番の理由は“小麦粉”にあります。
欧風カレーってなに?
欧風カレーは、日本のカレーです。ヨーロッパは関係ありません。いわゆる“西洋風◯◯”というやつで、『ボンディ』という喫茶店のメニューとして提供されたのがはじめだそうです。ボンディのシェフがヨーロッパでソースの勉強をして、それを元に開発したから“欧風”カレーなんだそうです。(´・∀・`)ヘー
ソースが元だから小麦粉が多い?
「ソースが元だから小麦粉が多いんです!」というのは、少し強引な話なのですが、ボンディのカレーのベースは、デミグラスソースだったそうです。デミグラスソースは、とろみを出すために小麦粉が使われています。デミグラスソースの味をアレンジしたものが欧風カレーなんですね。
ん?もう1回、欧風カレーってなに?
子供の頃、ハヤシライスとカレーとデミグラスソースの違いがよくわかりませんでした。同じような味なのに、なんでこうも呼び方が違うのか。ハヤシライスって、アレンジの仕方は色々あると思いますが、基本的にはデミグラスソースをご飯にかけたものです。wikiで調べてもそうでてきます。名前の由来は諸説あるようですが、“Hashed beef with Rice”というのがひとつだそうで、基本的な作り方は、デミグラスソースに牛肉を入れてご飯にかけたものです。
じゃあ、ハヤシライスとデミグラスソースの違いは?
知りません。ご飯にかけるかかけないかじゃないっすか。
欧風カレーは、それにスパイスをいれたものなんでしょう。
欧風カレーは小麦粉たっぷり
話を戻します。細かい話には目をつぶって、整理すると、欧風カレーは、次のような流れで現在に至っています。
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デミグラスソースが元、そのため小麦粉が多い
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デミグラスソースにスパイスを入れたものを欧風カレーとした
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デミグラスソースが作れないところは小麦粉を入れてとろみ付けした
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欧風カレーは小麦粉がベース。だから糖質高め
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さらに旨味や口溶けを良くするために脂質が足された
というのが、欧風カレーの道筋です。
5の段階で、旨味や口溶けのためにと書きましたが、ここに関しては、別の捉え方もあり、個人的には、具材として肉をいれた結果、脂質が高くなったと思っています。今も同様ですが、安いお肉は、たんぱく質よりも油が多いです。また、旨味を出すために一部では脂肪を注入していたりします。量産品のカレーは自ずと加工肉が使われる比重が高くなるので、その結果、
“カレーは脂質と糖質の爆弾”
になるわけですね。すっきりぽん。
ということで、脂質と糖質の爆弾であるカレーというのは、日本の欧風カレーの話で、インドカレーはそうというわけでもありません。むしろ糖質は少なめで、脂質が高めのものが多いかな。
KOREDEプロカレーは、脂質と糖質を抜いたプロカレーです。まずい!とはいいません。そこそこ美味しいです!だから、美味しさとか口溶けとかで、他のカレーと同列で見られても困るんです!ここんところは、しっかりわかっておいてください!
と、結果的に、KOREDEプロカレーの擁護記事となりましたが、欧風カレーのことについて少しは勉強になったと思ってくれる方もおられたと信じて、今日のところはこれぐらいで。ご清聴ありがとうございました!
KOREDEプロカレーは、医師とトレーナーとカレーヤーの3人のプロが作った、プロテインカレーです!( ー`дー´)キリッ