KOREDEは、『日本の女性をサポートする』ことを目的に商品開発をしています。その中で、特に3つの点に着目しています。
Point① 9割が朝食のたんぱく質不足
日本人のタンパク質摂取量は1995年をピークに年々落ち込んできています。たんぱく質は1日で目標量をとるのではなく、4〜5時間おきに分けて摂るのが良いと言われています。毎食20〜30gが目安とされていますが、女性の9割、男性の8割前後の人が、朝食で十分なたんぱく質を摂取できていません。逆に夜は多くの人がある程度十分な量を摂取できています。※1
たんぱく質は摂取量が足りないだけでなく、朝昼晩通して均等に摂ったほうが筋肉合成に良いことがわかっています。※2
たんぱく質の吸収率や、体内時計のメカニズムからも特に朝食のタンパク質摂取量がポイントになると考えられています。※3
明確な因果関係は証明されていませんが、明治以降、日本では肉食文化が一般に普及し、それに応じるように平均身長も大幅に伸びてきました。また、肉食生活に合わせて、戦後普及した1日3食の食生活も、日本人の平均身長を伸ばすきっかけになったと考えられます。※4
これらの点から、私たちは朝食でたんぱく質を摂取することが重要だと考え、朝食に不足しがちなたんぱく質を補えるたんぱく質食品を開発しています。
出典
※1.1食あたりのたんぱく質摂取量が 20g 未満の者の割合
:Current protein and amino acid intakes among Japanese people: analysis
of the 2012 National Health and Nutrition Survey
※2.Mamerow MM et al., J. Nutr., 144: 876-880, 2014、下方浩史/安藤富士子, 2011, サルコペニアの基礎と臨床,
監修: 鈴木隆雄、編集:島田裕之,出版:真興交易(株)医書出版部, p72-80.)
※3.筋トレの栄養学 藤田聡著
※4.OECD(2014) How was life?
Point② 日本人の8割が乳糖不耐症
食事で十分な量のタンパク質を摂るには、カロリーや脂質なども多く含まれる食品になってしまいがちです。そんなときに、カロリーや脂質のカットされたプロテインは重宝しますが、私たち日本人にとって一般的に販売されているプロテインには注意が必要です。
その理由は、“乳糖不耐症”です。日本人を含めたアジア人の8割は乳糖不耐症といって、牛乳に含まれる乳糖に耐性がないと言われています。乳糖不耐症というと病気のように重く感じてしまうかもしれませんが、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、張ったりする症状が現れる症状です。※1
乳糖不耐症の人がホエイプロテインを摂取した場合の効果や症状は研究されていないことがほとんどですが、ホエイからソイに切り替えたら筋肉がつきやすくなったという話もあり、今後解明されていくことを期待しています。
現在、販売されているプロテインの8〜9割はホエイプロテインだそうです。※2
KOREDEは、『日本の女性をサポート』することを目的に商品開発を行っておりますので、乳糖の入っていない大豆たんぱくをベースに商品作りをしています。
※1 乳糖不耐の有症率マップ(概略図)Food Intolerance Network
※2 富士経済調べ
Point③ 続けられない
KOREDEのお客様には『甘いプロテインが飽きた』という方が非常に多くおられます。たんぱく質は、毎日、毎食必要なので、お肉やお魚などでちゃんと取れればよいのですが、朝食も含めて毎食食事だけで摂るというのは、なかなか難しいものです。
甘くなくても同じものを続けるのはなかなか難しいものですが、一般的なプロテインが飽きやすいのは、食事ではなくプロテインだけで飲むように作られているからではないかと思っています。
食事でも飽きはありますが、朝食のご飯やパン、お味噌汁や卵など、朝食で毎日同じものを食べている人は多いように思います。
KOREDEは、なるべく飽きずに食事のひとつとしてお召し上がりいただけるようにスープやカレーを作っています。また、スープとして飲むだけでなく、料理としてアレンジできるようにもしています。
運動していない人の方が飲んだほうがいい
お客様とお話をしていると、「運動していないから飲んでいない」という方が多くおられます。たんぱく質というと“筋肉”のイメージが強いと思いますが、実は大きく分けると筋肉の役割は40%程度で、30%がコラーゲンなんですね。
運動している人は、意識してたんぱく質を取っている方が多いですが、運動していない人は、筋肉だからそんなに必要ないと不足の影響をあまりイメージされませんが、女性が欲して止まないコラーゲンと聞くと、お客様の食いつきがだいぶ変わってきます。コラーゲンのお話は下記をご参照ください。
https://shop.korede.life/blogs/blog/20240108
まとめ
今回はKOREDEの商品ポイントについてお話させていただきました。もし、プロテインは運動している人が飲むものと思っておられたら、今一度ご自身のたんぱく質摂取量や不足した場合の影響など、思い起こしていただけると良いかもしれません。