プロテインというと運動している人か、若い人が飲むものというイメージをお持ちの方は多いと思います。
プロテインは40代女性が一番購入している
実際はどうかというと、インテージさんの調査では40代女性が一番プロテインを購入しているという結果が出ています。実際に私たちKOREDEのお客様も40代女性が多くおられます。
■プロテイン粉末の継続購入者の性年代別人数構成比 出典:インテージSCI を元に作成
プロテインというと、トレーニングをしている人が飲んでいるイメージが強いですが、KOREDEのお客様は健康維持を目的にしている方が多いようです。また、60歳以上の方も多く、人によっては高齢のご両親のために購入しているという方も意外と多いことに驚いています。
高齢者こそプロテインが必要
高齢者がプロテインを飲むというのを、あまりイメージができないという人が多いのですが、実は、高齢者のほうがプロテインを飲んだ方がいいといっても過言ではありません。
■年代別消化酵素活性変化 「食生活と栄養の百科事典」丸善(株)/「Meyer&Necheles」
一番の理由はたんぱく質の消化吸収率が低下することです。消化吸収率が下がるので、若い頃よりも余計にたんぱく質を摂取する必要があります。
さらに、吸収率だけでなく、筋肉の合成反応(筋力増加)も低下します。筋肉量が低下することで様々な問題が起こります。
昨今では高齢者の筋力低下は、フレイルやサルコペニアといわれ、高齢社会の日本にとって国を上げた喫緊の課題とされています。
たんぱく質不足は老化現象と一緒
他にもたんぱく質不足における様々な影響は老化現象と同じ現象が非常に多いです。肌のハリやツヤの低下は、シワやたるみ、骨の弾力や軟骨の低下は間接痛や骨粗鬆症、抗体による免疫システムの低下は病弱な身体などなど、老化=たんぱく質不足といっても過言ではないのではないかと思えてきます。
どれぐらいの人が足りていないか
■年代別たんぱく質摂取目標量(女性) 出典:日本人の食事摂取基準(2020 年版)、国民健康・栄養調査を元に作成
人によって活動量の幅がありますが、なんとか現在の平均摂取量の範囲に入るぐらいの摂取量です。
また、たんぱく質は、1回で摂るのではなく分けて摂ることが重要です。下記は30〜60代の摂取率ですが、90%近くの人が朝食で十分なたんぱく質を摂取できていないとの調査結果となっています。
■ 1 食あたりのたんぱく質摂取量が 20g 未満の者の割合 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所調べ
みなさんはしっかり摂れているでしょうか?
食事で十分なたんぱく質が摂れない場合は、年齢に関係なくプロテインを試して見られても良いかもしれません。